風神ゼータ・イブラン610 ¥51,000 Length:6'10" Weight:128g
Lure:5〜20g PE:0.6〜1.2


より細分化の進むシーバスロッドの中で、唯一無二の存在が『イブラン』
台船の際、乱立するストラクチャー…湾奥シーバスのパイオニア村岡昌憲がシビアにシーバスを見つめ、完成させた『ヘヴィカバースタイル』。
その特化しすぎたスタイルゆえ、馴染むのに時間が掛かるかも知れない。近距離で、本当のピンポイントにルアーを通し、超ファストテーパーのしなやかなティップでルアーに命を吹き込む。そしてフッキング後はバッキバキで暴力的なパワーを持つベリーからバット部がランカークラスにも主導権を全く与えない。この感覚を是非感じていただきたい。『ネオンナイト』が辛口としたら、こちらは超激辛!しかし他では味わえない数センチ刻みで釣りを展開していく面白さがここには存在する。


今現在、タイガME-76Lとの使い分けを思案中。
イブランに在ってタイガ76Lに無いもの、それはレングスからは考えられない脅威のパワー、かといって雷魚ロッドのように全身ガチガチじゃない。
掛けてからは、魚に少々申し訳ないと思うほどのパワーであるが、バチ抜けにも対応できるほどのティップも魅力だ!実際この繊細なティップで拾えるバイトはかなり多い。
僕の身近な使用状況で言えば、水深が浅く、狭い釣り場でストラクチャーを撃つ時に出番が多い。
ランカーが掛かれば左右に走り回られる、決して魚に主導権を与えてはならない全身の毛穴全開のファイトを征するのがイブランの醍醐味である。
ランディングしてから、え…?こんなに大きかったの?って思ったこともしばしば。使う側の人間をも『イケイケ』にさせられる1本。

 

[ 戻る ]


APIA (C)Copyright, 2004 Apia Inc. All rights reserved.