軽い!! 最初の一投目の感想がこれである。性能と価格比例するロッドにおいて、エントリーモデルは重さがすごく気になる点だった。 重いが故に疲れやすく投げ続けられない、釣りをする時間が短い、いつまでも上手になれない、結果釣れないという悪循環はどのメーカーのエントリーモデルにもついて回る問題だったが、レッドラインプレミアムは見事にこの連鎖を断ち切った。
最終的にこの釣りの楽しさや奥深さをいち早く知ることができる新たなロッドが生まれたことを心より嬉しく思う。
アピアのロッド開発は常にシーバスゲームにおける最先端を走り続けるという使命を負った闘いである。レッドラインプレミアムを振ったときに感じる先進性。そこであなたが見る光こそ、アピアが示すシーバスゲームの最先端へと続く光なのだ。
初代foojin'goは単純明快な『飛距離重視』で衝撃的デビューを果たしその後、プロスタッフプロデュースモデルが生まれ成熟を重ねてきた。開発の根底には必ず『飛距離重視』のコンセプトが息づいている。釣りにおいて個性の強いアピアプロスタッフが作り上げるテスターモデルは時として使いづらいシーンがある。勿論個々のアングラーには各々のスタイルがあり、それらに対応して高いパフォーマンスを発揮するロッドもまた‘良いロッド’といえるだろう。
飛距離重視のコンセプトを中心に据えつつ、様々なスタイルに対応したのがFoojin'goREDLINEPREMIUMだ。私的にはfoojin’シリーズを代表する名竿のテイストを残しつつも、キャスト感、操作感、ファイトフィーリングを誰にでも使いこなせるように設定したリチューンモデルだと思っている。
より使いやすくなったこのロッドを必携アイテムとして使いこなしていただけたらと思う。
キャスティングが基本動作となるシーバスゲームにおいて、誰が投げても投げやすく、誰が使っても使いやすい。本当に進化の留まるところを見せないFoojinシリーズであるが、今回もテストをしている僕らも驚く程のベース性能を持っているRED LINE PREMIUM。キャスト時のしなり、タメ感、振り抜け、その先にある「飛距離」という形として現れる現実。この価格帯で実現してはイケないレベルかも知れない、そんなロッドなのだ。
●ハマーオススメの1本
おそらくRED LINE PREMIUMの軸、フルラインナップの中の基本的なモデルになるだろう一本。そんな存在のFLEY 88ML。これより短いか! ライトか! これより長いか! しっかりしてるか! 的な感じで他のモデルと比較検討したい。ラインナップの中で迷うのであれば、これを手にとっていただきたい。
シーバスフィッシングの攻略法、ロッドやルアーの開発秘話&使用法などをアピアPRO STAFFが解説!
TUNED 85L
TUNED 86ML
TUNED 95M
バチ抜けシーズンやワーミングなど、タフコンディションに対応するためにTUNEしたモデル。高感度のブランクに、微細なアタリを逃さずキャストフィールも抜群の、チューブラー「超鬼掛けティップ」を搭載。C.W.F.でネジレを抑えたブランクは、フィネスモデルでありながら十分すぎるパワーを発揮する。
抜群の操作性とアキュラシーを持ち、よりアーバンゲームの堪能に特化したTUNEDモデル。C.W.F.でネジレを抑えたブランクに、アピア独自の小口径ガイドでラインの放出までもコントロールすることにより、より一層アキュラシーが向上。また卓越した操作性の向上により、ワインドからトゥイッチやジャークまで専用設計を超える使用感を実現。
デイゲームを攻略するため、バイブレーションやブレード系などのヘヴィウェイトルアーのロングキャストを可能にするモデル。
重量のあるルアーをしっかりと振りきり、最大飛距離を得るために、レングスは9フィート5インチに選定。さらにC.W.F.でブランクのネジレを抑え、抜群のキャスティング性能と操作感を手に入れた。
IRIS 82L
IRIS 87L
IRIS 91L
シリーズ中最もシャープな細身でありながら、肉厚に巻き込んだブランクスはトルクフル。初代ネオンナイトの“鬼掛けティップ”を受け継ぎ、バチ抜けにも完全対応したモデル。
港湾ロッドのマストモデル。飛距離・パワー・取り回し等、全てのバランスが高い次元で融合。ランガン~ウェーディングまで、オールシーズン湾奥スタイルを堪能できる。
激戦の港湾を征するIRIS最長モデル。ロングレンジでのフッキングも可能にするロッドパワーはランカーシーバスをもねじ伏せる。
FLEY 88ML
FLEY 93ML
FLEY 98ML
ウェーディングSPECIALモデル。多様化する干潟のウェーディングゲームにおいて、飛距離、アキュラシー、操作性が正三角のマトリクスを形成する。
飛距離・パワーを中心に、河口を攻めるためのエッセンスが凝縮されたFLEY 93ML。ブレード系などを使用する、デイゲームにもオススメなモデル。
大河川の河口域、干潟の大場所、足場の高い堤防・・・。これらのポイントを攻略するために最も重要なのは飛距離。ロングディンタンスを追求したレギュラーテーパー。FLEY最長レングス。
THOR 96M
THOR 103M
THOR 110M
サーフや堤防からのランカーシーバスやハマチ、サワラ狙いに最適なモデル。30g程度のルアーに対応。ベリー~バットにかけてのパワーでターゲットに向けたロングキャストが可能となる。
磯マルは回遊性が強く、干潟やサーフの釣りに近い。このシーンに必要な10ftというレングスで“飛距離”と“軽さ”のパラドックスを解決した先行者に打ち勝つモデル。
磯のヒラスズキ狙いにおいてピンポイントにキャスト可能なシャープさと、猛烈なパワーを受け止めるバットパワーを併せ持つ。そのロングキャスト性で河口域や荒れたサーフも守備範囲に収める。
C.W.F.
C.W.F.(クロス・ラップ・フィニッシュ)は、カーボンブランクが曲がることにより発生するネジレを抑えるために、ブランクの全長にX状にテープを巻きつけて補強。これによりブランクのブレを抑え、アキュラシーの向上とともに、トルクと破壊強度がアップした。
バット部にはロゴをプリント

APIA独自の小口径
Kガイドシステム全機種搭載

Fuji Kをガイド採用により糸絡みを軽減。PE、フロロ、ナイロン全対応

バットガイド ダブルラッピング仕様(THORシリーズのみ)で更に強度UP

印籠継ぎジョイント

■SPEC表
モデル

長さ

(m)

仕舞寸法

(cm)

標準自重

(g)

先径/元径

(mm)

ルアー重量MAX(g)

ライン
MAX(PE)

本体価格

円(税別)

IRIS 82L 2.49 127.5 121 1.74/10.0 28 1.2 19,500
IRIS 87L 2.62 134.0 132 1.72/10.0 30 1.2 20,500
IRIS 91L 2.77 141.5 151 1.78/10.5 30 1.2 21,000
FLEY 88ML 2.64 135.5 155 1.90/10.5 36 1.5 21,500
FLEY 93ML 2.82 144.5 172 1.84/10.8 36 1.5 22,000
FLEY 98ML 2.95 150.5 181 1.84/11.0 36 1.5 23,000
THOR 96M 2.90 148.0 199 1.95/10.5 40 2.0 24,500
THOR 103M 3.13 160.0 224 1.96/12.0 45 2.0 25,000
THOR 110M 3.36 171.5 253 1.98/13.0 45 2.0 25,500
Tuned 85L 2.57 132.0 129 1.68/10.0 15 1.0 21,000
Tuned 86ML 2.59 133.0 139 1.76/10.5 28 1.2 21,500
Tuned 95M 2.87 147.0 176 1.86/10.5 40 2.0 24,000

1※2011年モデルでは一部ルアーMAX表記に違いがあります。これはテスター陣から「MAX表示が控えめすぎる」と指摘を受けましたので、2回目の生産分からロッドのプリント、HPともに表記を修正いたしました。
2※2012年出荷分より価格が変更になります。ご了承ください。
3※カーボン含有率は全て99.6%、継数は全て2本。

4※当サイトに掲載している本体価格に消費税は含まれておりません。
5※当サイトに掲載している製品の各仕様・デザイン・価格等については、改良のため予告なく変更する場合があります。

モデル

ソフトベイト

ミノー(10cm以下)

ミノー(11cm以上)

バイブレーション

シンキングペンシル

ブレード・
鉄板系

メタルジグ

IRIS 82L
IRIS 87L
IRIS 91L
FLEY 88ML
FLEY 93ML
FLEY 98ML
THOR 96M
THOR 103M
THOR 110M
TUNED 85L
TUNED 86ML
TUNED 95M
■REDLINE PREMIUM シチュエーション別適合表
■武釣(ブツリ)博士のウンチク

ラインを細くして、飛ぶルアーを使うのはモチロン、飛ぶロッドを使うことが重要です。

ルアーを飛ばすためには、バットのパワーをいかにルアーに伝達できるかが重要です。

ベリー~ティップ部はルアーの方向性を決める、いわば電車のレールのような物と考えてください。

あくまでエンジンはバット部なのです。

「レッドライン プレミアム」のコンセプトは飛距離! バット部のパワーを最大限活かせるよう、リールシートをあえて後ろに下げています。ロッド自体の自重は軽いですが、そのまま持つとかなり前重心に感じるはず。

リールを付けると、リールシートより少し前寄りのバランスが出ます。

この位置こそが、最もルアーが飛ぶベストな重心位置なのです。

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