ヒラスズキを掛けるためには何が必要であるか? スパルタスと共にテスター陣が導き出した命題の一つが“アキュラシー性能”。従来のヒラスズキロッドはパワー一辺倒のものがほとんどで、アキュラシーはあまり省みられなかった。ロックショアでのヒラスズキゲームは回遊待ちというよりは運河や湾港でのピンポイントを打ち抜いていくゲームに非常に近い。当然ながら「悪天候」が基本となるヒラスズキゲームで正確なキャストは至難の業。だがバッカニア116は、ルアーキャスト時のヘッドスピードとルアーウエイトがブランクに乗ってくるポイントを割り出し、強風時でも狙ったスポットへルアーがコントロールできる。風でルアーが舞ってしまうことなく、風を切り込むようなライナーキャストが決まる。
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