乱立する竹杭、交差するロープ、牡蠣殻、深いウィードベッド、増水して流木やゴミが漂う河川…。フィールドはいつもアングラーにとって都合のよい状態であるとは限らない。こういった抜き差しならないコンディション下でひとたびランカーを掛けようものなら、強引なファイトも必要になってくる。ビーストブロウルの強靱なバットパワーは、80cmクラスのシーバスならロッドを立てるだけで寄ってきてしまうほどの高反発なトルクを秘めている。絶望的ともいえるカバーからランカークラスを引きずり出すその使用感はまさに雷魚感覚。ルアーのフックは全て太軸に交換することをオススメする。大場所を攻めるビーストブロウル96と併せて使い分ければ世界最強。まるで付け入るスキなし。